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本家「月光遊戯」の日記となっています。 拍手や企画のお知らせ等もしていくつもりです。
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明日ちょこちょこっととある賞に投稿しようと思っています……。
どうなるか全く分からないのですが。
以前アップした小説(隈闇)を元にしたはずなのに、全く違うストーリーになっています。
以前は「死刑」をテーマにしていました。
あの頃の私は死刑反対派だったんだなあ。

少し大人になって反対、賛成の考えが変わりました。
今の私は「事件によって賛成だったり反対だったり、それで良いんじゃない?」という考え方です。
死刑自体っていう大きな一括りにはできないと思っています。
だってこれは酷いっていう事件があるんだもの。

うーん、難しいなあ。
こういう命を扱うものは難しい。改めて考えるとそう実感します。
でも今回テーマにしたのは「刑法って何のためにあるのか」のような気がします。
というのは、自分の中で死刑に対する考えがすごいあやふやで書けないと思ったからです。
でも小説である以上読者には何らかの答えを示さなければと思うんですね。
はっきりしたものでなくても良いと思いますが、ここまであやふやではさすがに無理なので。

今回は自分の実力を試したいということで、先生には見せず個人で出します。
どうなるかドキドキです。
勿論賞をとれるならとりたいけど、1次を通れば良いなあくらいの謙虚な気持ちで。
もう三回目なのに出す度に緊張するんだ。
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死刑についてあれこれ
 うーん、作者の役割は読者に疑問をなげるだけでいいと思うんですけどねぇ。
 安部公房の『箱男』なんて『箱男』が何を意味しているのかが解りそうで解りませんし、村上春樹の『羊をめぐる冒険』『ダンスダンスダンス』なんて羊が何を意味するのかを考えることで読者に解釈の多様性を与えているでしょう? まぁ創作観ですからどちらも正しいわけですが。
ちなみに僕の死刑観はできうる限り反対です。もし冤罪だった時の責任が負えなくなってしまうからです。
 死刑問題を考える上では、以下の本が参考になるかな。
古典だと鴎外の『高瀬舟』
現代版高瀬舟ともいえる横山秀夫『半落ち』。
 これらは身内に不治の病が出てしまって「殺してくれ」と頼まれた時に罪として問うか、という現実的な問題を扱っています。

 また永井泰宇の『39』は心神耗弱と死刑問題を扱っています。
 またエッセイでは大塚公子さん当たりが参考になるかと。

そもそも刑法は何のためにあるのか? という問題は
1.道徳と国家組織がぶつかりあって出来たもの(ヘーゲル)
2.所詮は被害者の公的な復讐心をみたしているのだ(ニーチェとフーコー)
という二通りの説があります。どちらか主流なのかは法哲学の専門家ではないので解りませんが……。

ともあれ百%の力を出しきったらレベルが上がっているはずですので、期待しています。
有沢 2009/04/20(Mon)00:38: 編集
そうですねー
翔治さんへ>
答えと言うのははっきりしたものでなくても良いんです^^
方向性とか、おっしゃっている疑問を投げかけるというだけでも勿論OKなのです。
作品のっていうよりも、作品全体・作品を通じてということだと思ってください^^
芯がないので作品もぶれやすくなってしまうのではないかと不安に思っています。

確かに冤罪を考えると怖いですよね。
事実何件かなりかけたものもありますし。
13階段なんかはそれを真正面から見据えた作品だと思います。

高瀬舟と半落ちは読んだことあります。
映画化された話題作と言うこともあり手にとって読んでみました。
死刑問題は難しいので、もう少し成長した時に取り組んでみたいテーマですね。

どうなるかは分かりませんが、見守っていてくださると嬉しいなあと思います^^
それでは、コメントありがとうございます。
樋口里亜 2009/04/20(Mon)01:31: 編集
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プロフィール
HN:
樋口里亜
年齢:
34
性別:
女性
誕生日:
1990/02/10
職業:
学生
趣味:
読書・執筆・ぐーたら
自己紹介:
将来は小説家を目指しています。ライトノベルも大好きですが、一般文学~歴史書まで幅広く対応できる作家になりたいです。

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実親から「豚」と呼ばれていますー。
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