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短編といえばエロをどこまで書けますか??的な質問があったので書いてみた。
久々にお題をお借りしました。
性描写有+百合なので、続きからで。
ちなみにお題はCatch sight of様からお借りしました!
1.どのくらい気持ちいい?2.あなただけ
3.誰にも見せんな
4.耳元で"愛してる"
5.夜中の秘密
6.念願の?
7.誘ったのは誰?
8.汗水流して君を愛そう
9.好き好き!
10.もう一度言ってごらん
11.狼のような
12.誰にも止められない
13.最終的には求められ
14.何時まで続くの
15.夜明けに見た寝顔
1.どのくらい気持ちいい?
「長谷川さん。すごいベトベトだよ」
全身の熱が、彼女の触れた所に集中して、彼女が動く度、息をするたび、震えてしまう。
ふふっと小さく笑って、彼女が指についている糸を舐めた。
「ねえ……教えてよ。どのくらい気持ちいい?」
胸に彼女が顔を埋めるのを見て、口を押さえた。
容赦ない快感に、涙が零れ落ちる。
どうしてこんなことになったんだろう。ぼうっとする頭の中で、考える。
こんなこと、するつもりなかったのに。
ただ、彼女を見ていた。
最初に見染めたのは、多分プールの時。
水着間違えたと笑い、持ってきた真っ赤なビキニを堂々と着る彼女に、目を奪われた。
最初は他の女子と同じ憧れのようなものだったけど、その後の授業ですやすやと寝息を立てていたり、その寝顔が可愛かったり。偶然だが、隣の席なので教科書を読むときのパートナーになったり。
ただ、そんなことだけで、ずっと見ていたいな――って。
どうでも良かった学校が楽しくなった。
普通のスクール水着でも、彼女の体は十分綺麗だ。
皆、彼女になりたいという。
私は、もちろんそういう気持ちがないわけじゃないけれど、何より、彼女としてみたかった。
なんていきなりいったらドン引きされるかもだから言わないけど。
そう、思ってたのに。
「――長谷川さんって、いっつも私のこと見てるよね?」
その一言を、かけられた時全身の血が引いた。
そんなことないよ。笹野さん綺麗だからつい。
誤魔化しの言葉が、出そうで出なくて、喉の奥で詰まった。
泣きそうになった私に、長谷川さんは何かを奪うように素早く口づけた。
突然のことに驚いて持っていたカバンを落とすと、笹野さんは目で哂ってみせて、後ろ手で教室のドアを閉めた。
前の方の扉の鍵は閉めていませんよ、と忠告する間もなく、舌が入ってきて、私は動揺して、受け入れるように少し足を開いた。
震えた足が再び閉じるのを避けるように、彼女の細い足が入ってきて、気が付いたら近くの机の上に押し倒されていた。
「待って、笹野さん!」
慌てて口づけたまま抗議すると、笹野さんは無表情のまま私を見下ろした。
「待たない」
抵抗する手を絡め取った。
笹野さんは細いから、私が本気で抵抗すれば勝てたかもしれない。でも、できなかった。しなかった。
だって。私はずっと、笹野さんとしたかったから。
「ねえ」
ぐいっと、足が腿の間を擦って、敏感な部分に触れた。声が出ると、彼女は笑う。
「可愛い声ね」
私の返事も待たず、彼女は口づける。
息苦しくて、汗が出てきて、汗臭いんじゃないかとか、お風呂入りたいとか、どうでもいいことがぐるぐる頭を回る。
好き。
やがてそんな単語が、全てを埋め尽くした時。
彼女は手を拘束したまま、口で制服の裾をたくしあげた。
「へー。意外、黒なんだ」
「な、何?」
「絶対、白だと思ってた」
「……何で?」
「白っぽいから」
もう、手を掴んでいる力は弱まっていた。
恍惚としている私の表情に気づいたのか、不意に彼女の手が止まる。
敏感になった肌は空気にさらされ、寒さともどかしさで震えてしまう。面白そうに微笑んで、彼女がピンっと胸の突起を弾いた。
「ん……」
何とか声を抑えた私を、試すかのように何度も、口に含んで、舌で弄んで、声が出そうな私の唇を唇で塞ぐ。
胸と胸の尖端が、擦れ合って、汗が滲んだ足が絡まり、擦れ、くちゅっと卑猥な音を立てた。
「ね、私のも触ってよ」
彼女は私から手を離すと、あのビキニを着た時のように潔く制服を脱ぎ棄てる。
細い体は薄いピンク色の下着で隠されていた。
恐る恐る、彼女の下着に手を伸ばす。彼女は不敵な笑みを浮かべ、私が触れるのを待っていた。
「見て」
彼女が私の左手を掴み、自分の秘部に導く。
誘惑するかのように、ぬるりとした液体が指先に触れた。生温かくて、生々しくて――。
驚いた顔をした私に、彼女は軽い口づけをして、問う。
「嫌?」
ううん、と顔を振ってこたえると、彼女は心底ほっとしたように笑う。
可愛いと思った。
「なら、もっと触ってよ」
甘えるような声に頷いて、彼女の胸に手を伸ばした。ずれて見えたのは、ふくよかできれいな胸と桃色の突起。
指先で突起をつっついてみた。小さな声が漏れる彼女を可愛いと思って、爪先でグリグリと押しこんでみる。
「や……」
喘ぎ声が聞きたくて、口づけたくて、一つになりたくて、でも別々であることを確かめたくて。
何度も何度も、私は彼女に触れた。跪き、とろとろに溶けたそこに口をつける。びくんっと彼女の体が大きく震えた。
「だめ、そこは」
「え? でも」
「だめなの。交代」
抵抗なんてできぬまま、また机に押し倒される。
悔しいので耳を噛むと、お仕置きと逆に机の上に足を広げさせられ、じいっと見られた。
熱く、中からとろけていく感覚になれなくて、気恥ずかしさに顔を逸らす。
「だめだよ、目をそらしちゃ」
彼女は私の首筋に熱い息を吹きかけ、わざとくちゅりと音を立てる。
ぎゅうっと目を瞑った私を、面白そうに見ていた。
「あーあ。長谷川さん。すごいベトベトだよ」
彼女の声にそっと目を開ける。
私に見せつけるように、指に絡まっている糸をひかせて、なめとった。
「ねぇ、教えてよ」
無邪気な声と共に、彼女が胸に顔を埋める。
強烈な快感の波が押し寄せて、逃げるように腰を浮かすが、彼女が重石のように私のお腹の上に乗っているから逃げられなかった。
「どのくらい気持ちいい?」
意地悪な問いに答えないでいると、彼女はしびれを切らしたのかやや乱暴な手つきで、私のパンツをずらした。
露わになった秘部が外気にさらされ、熱と冷気の合間で蕩ける。
迷うことなく彼女はそこを舌で掻き乱した。
「あ……やだ」
「やじゃないでしょ?」
「いや。これ嫌」
「気持ち良いって言ってるよ。ここは」
泣きそうな顔をすると、少しだけすまなそうな顔をして、彼女は私の目じりを舐めた。
「声、出さないでね」
「え?」
「人、くるから」
バタバタと足音が近づいてくる。
焦りで気がそれた私の太ももを、彼女の舌がなぞる。足を閉じようとしても、彼女の顔をはさみそうで、できなかった。
じらすように何度も、丁寧に太ももを舐め、私の中が彼女の求める。答えるようにぐいっと敏感な場所に舌が触れた。
跳び跳ねそうになる快感を必死に堪える。足音が通り過ぎるまで、背中に爪をたてても、彼女は怒らなかった。
「や。だめ」
「いく? いいよ」
ずずっと彼女が思い切り溢れる蜜を吸い取った。
堪らない快感にぐいっと歯を噛みしめ、誰にも気づかれぬようにのけぞる。
「いきなよ」
指が奥まで入ってきた。
何度も、丁寧に押し広げられたそこは、漫画とか友人に聞くよりも痛くなく、すんなりとその行為を受け入れている。
これがセックスなんだ。と、感慨もなく思った。
「あ。や。やあ」
小さな悲鳴を無視して、彼女が胸に口づける。
そこに小さく咲いた赤いバラを見て、無性に泣きたくなった。
ねえ、苦しいの。
何度も、叫ぶ。痛くない。何も痛くないよ。
分からないけど声も出るし、多分気持ちいいと思う。でも、でも何でだろう。
とっても苦しくて、息ができない。
心の奥をこじ開けるように指が押し入る。頭の奥が白くなって、はじけた。
気がつけば、息が荒くて、体に力が入らなくて。
情けなくて机の上で泣いた。
「ごめん」
「……何が?」
心底ふしぎそうに問う彼女に、私は爪を差し出す。
彼女の背中の皮と、赤い血がついていた。
「あらら……」
傷つけてしまった。私の後悔の念を拭うように、ぺろりと指についた血を彼女が舐める。手を引こうとしたが、やはり掴まれた。
丹念に、指の間から先まで舐められて、全身が快感に疼いた。また、濡れているのが分かった。
「良いのよ。私なんか」
驚いて聞き返そうとすると、彼女は私の手を離し、隅に放り投げていたカバンを手にして背を向けた。
「じゃあね、長谷川さん。また明日」
いつものような軽い挨拶と笑顔に、取り残された私はぼうっと机の上に寝転んだままだった。まだじんっと体に籠る熱を感じた。
足音が遠ざかり、静寂が訪れた教室で、私は一人、泣いた。
どうしてこんなことをしたの。気まぐれで、こんなこと。
『良いのよ、私なんか』
そう言った彼女の声は、少しだけ寂しそうだった。
まだ、太ももを透明な蜜がつたう。
行き場のない熱だけが、溢れてきて、止まらなくて、その浅ましさに、もう戻れない欲望に、私はただ声を押し殺して泣いた。
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